小型ドローンの「あま～い罠」～購入の際のポイント～

マイクロドローン

最近何かと話題のドローン、youtube などの動画共有サイトにも一般の方々がステキな映像をアップされているのをよく見かけるようになりました‼
ただし、本格的なドローンの大半が航空法の規制対象【２００グラム以上】なため、ドローンを初めて飛ばす方にとっては敷居が高く、手の出しにくい存在になってしまいました‼

そこで、注目が集まっているのが航空法の規制を受けない２００グラム未満のトイドローン【マルチコプター】

こちらは、価格も数千円からとお求めしやすい価格なのも魅力のひとつで、ものによってはスマホを利用したFPVも可能な優れものまであります！

しかし、ここで誤解してはだめです！

航空法の規制を受けないからといってどこでも飛ばせるわけではありません！

最近は各都道府県の条例でドローンやラジコンをが禁止されている場合も多く、航空法の規制対象外だからといって公園などで飛行させていると「条例違反」・・・
犯罪者の仲間入りです！もちろん、知らなかったではすまされません❗

もうひとつ気を付けないといけないのが、電波法です❗

ラジコンをコントロールするための送信機は当たり前ですが電波を出します！このような電波を出す装置は国内で許可を得ているものしか使用できません！この許可を得ているものには、技的マークという承認のマークが貼り付けられています😆最近はドローンの画像をスマホなどに送信するものもありますので、此方の場合は機体自信にも技的マークが必要です！

技適マークの付いたマイクロドローン

※技適マークには許可を得ていない悪質なものもあるようです！自分の持っている製品の技適シールが有効なものかは、下記URLにて紹介することができます！

http://www.tele.soumu.go.jp/giteki/SearchServlet?pageID=js01

インターネットショップなどでは、日本国内の承認を得ていない割安なドローンも出回っています。「並行輸入」と書いてあるものや「5.8GHZ」と記載のあるものは特に注意が必要で、5.8GHZ帯のドローンを国内で使用するなら「第4級アマチュア無線技士」の免許を取得したうえで「無線局開局」の申請が必要です！知らずに使っていると「電波法違反」になり

1年以下の懲役又は100万円以下の罰金の罪に問われます。更に、重要な無線局に妨害を与えると、5年以下の懲役又は250万円以下の罰金に処せられることになります。
軽い気持ちで始めると、大変なことになります。（総務省HPより）

初めてドローンの購入をされる方は最低でも以下の点に注意しましょう！

■国内で承認がとられている製品かどうか！？
■その機体のバッテリーを含む総重量の重さ！？
■近くに練習する場所があるかどうか（自宅で飛ばせるか）！？

最後に高度維持機能が付いたお部屋でも飛ばせる初心者向きのドローンを紹介します！

リアルライブ　テトラ

こちらの商品には1万円以下で購入できるうえに、気圧センサー搭載で高度を維持してくれるので初心者の方でも意外と簡単に飛行させることができます。

※この機能（高度維持機能）の無いドローンは初心者の方にはお勧めしません！

リアルライブ　テトラル

スマートフォンに専用アプリを入れることで機体からの映像を録画することができ、画面を見ながらのFPV操作もできます！また、プロポのタイプもMODE１とMODE2を簡単に切り替えることができます。

画像の伝送も意外とスムーズで、この価格帯のドローン（マルチコプター）にしては、かなりの高性能です！（よくこんな性能がこの機体のなかに収めたものだと感心します。）
※以前購入したモデル（他社製）は画像伝送も途切れ途切れで使い物になりませんでした(T_T)
※電波障害の多い場所では画像が途切れることがあります！

私は、8畳の部屋で飛ばしていますが驚くほど飛ばしやすく、今まで買ったマイクロドローンの中では一番のお気に入りになりました。

ただし欠点は、飛行時間が3分くらいと短いことと、バッテリーが内蔵なところくらいです(^^♪