いままで、遠いからと諦めていた「出雲大社」へ、いざ出発！
偶然にも2連休がとれてしまったのは良いが、お天気予報は二日とも雨・・・
迷ってはみたものの、雨なら参拝客も少ないだろうしゆっくり参拝できるだろうと、前向きに考え以前から行ってみたかった「出雲大社」へ
大阪から高速道路は使わず我が愛車のミゼット君で片道380キロほどを約8時間をかけ目的地へ！
高速道路を使えば良いのにと思われるかもしれませんが、
「走らん・曲がらん・止まらん」
の三拍子のそろった「ミゼット君」には、高速道路は辛いのです(*_*;
しかも、車も古いのであまり無理をさせると大変なことになる予感が・・・
「出雲大社」まで来た、証を持ち帰りたい！
さて、いつもは行く先では「お守り」を頂いたりしていましたが、いざ出雲大社へ来てみると
ここまで来たという、証がほしくなる！
いつものようにお参りを済ませ「授与所」にてお守りを頂いて帰ろうと思って色々見てはみたのですが、正直こればかりはどこの神社でも代わり映えしない！
そんなことを悩んでいると、視線の先に「御朱印受付」と書かれた大看板が目に飛び込んできた、よく見ると「御朱印帳」も売っている。
「ああ！これだ★」
今まで「いらない」と思っていた「御朱印」でしたが、ちょうどこちらに来る前日に、お客さんからこんなエピソードを聞いていました。そのエピソードとはこんな感じです！
それは、御朱印帳についてのお話でした。それもお父さんの形見の・・・
その形見の御朱印帳。実はまだ未完成だったらしいのですが、そのお父さんが行けなかった場所を、今は息子さんがその御朱印帳を受け継いで御朱印集めにまわっているというのです。
親子二代で、完成させる「御朱印」なんて、何て素敵な話なのか！！
それまで、スタンプラリーの延長のような俗なもとと一緒にしていた自分が恥ずかしい！
正直なところ「御朱印帳」はスタンプラリーのようなものと勘違いをしていました。実はそれに気づかせてくれたのがこの話でした。この旅に出る前日たまたま、お客さんと「御朱印帳」の話をしていたのですが、そのお客さんはご主人を数年前に亡くされているのですが、その ご主人の形見の「御朱印帳」を、今は息子さんが跡を継ぎ、御朱印をいただく旅をしているとか・・・
ということで、今回「出雲大社」へ来た証は「御朱印帳」で決まり！
これとは別に白っぽいのもありましたが、自分は紺色にしました(^^♪
しかし、なかなか神々しい・・・
御朱印自体は、若い神職の方に書いていただいたのですが
礼儀も正しく、筆の使い方もうまい(＾◇＾)
御朱印帳は、初めてでまだ持っていないと伝えた時も
とても丁寧な対応をしていただきました<m(__)m>
出雲大社 御朱印
心を込めて一字一字丁寧に書いていただいた御朱印は、やはり良いものですね！
どうして今まで作らなかったのか後悔しました。
御朱印をいただく際の最低限守りたいマナーとは！
こうして丁寧に対応していただき一字一字をいただくのですから、こちらもマナーを守らなければなりません！
残念なことですが、自分の前に並んでいた中年女性が、若い神職の方（御朱印を書いている人）にかなり偉そうに詰め寄っていましたが、そういう事はやめましょう！礼節を教える立場の年長者がそれではやはり、恥ずかしいですよね！
◆御朱印とは「参拝した証」にいただくものですから、まず先に参拝を済ませましょう！
◆一回の御朱印代は全国平均で300円から500円くらいのようです、出雲大社は「お気持ちで」とのことでしたが常識の範囲内で収めてください！もちろん大きな紙幣でお釣りをもらうのも失礼に当たりますので必ず、小銭を用意しておきましょう！
◆御朱印は神社・仏閣・今ではお城などでも授与しているところもあるようですが、もちろん授与していないところもあるようです！「御朱印所」が見当たらない場合は、「御朱印をお願いできますでしょうか？」とひとこと尋ねましょう。もし、授与していないからといって「なんでもいいから書いてくれ」みたいなことはやめましょう！
◆御朱印を書いていただいている間は、私語を慎み静かに待つようにします。携帯電話を操作したりするのも、心を込めて書いていただいている方に失礼に当たります。
◆御朱印帳はスタンプラリーではありません！間違ってもスタンプを押さないようにしましょう！
◆御朱印代はお金を持っていない手を添え、丁寧に渡しましょう！もちろん「ありがとうございました」の言葉を忘れずに！神社で一番大切なのは感謝の気持ちです！
【最後に】
御朱印帳は出来るだけ良いものを買いましょう！あとあと変更は出来ませんからね。その神社でしか買えないものもありますし、文房具屋さんや本屋さんでも販売していますのでお気に入りのものを探しましょう！
