葛葉稲荷神社 ~安倍晴明の母 葛の葉伝説の里~

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ぶらり大阪
葛葉稲荷神社

意外と住宅密集地の中に突如大きな赤い鳥居が出現します!
その鳥居をくぐり、その少し先に「ポツン」と緑に囲まれた空間が現れます。

信太森神社

■ご祭神
宇迦御魂神(うかのみたまのかみ)・大己貴命(おおなむちのみこと)・大宮姫命(おおみやひめのみこと)・素盞男命(すさのおのみこと)・猿田彦命(さるだひこのみこと)・若宮葛ノ葉姫(わかみやのくずのはひめ)
■ご利益
豊穣・商売繁盛・学徳成就・良縁祈願・安産祈願・子宝・夜泣き・交通安全
■住所
大阪府和泉市葛の葉町 1-11-47

見どころ
◇「千枝の楠」 ご神木
◇子安石(安倍晴明遥拝の石)。子宝、安産を願う石
◇梟(ふくろう)の灯篭。千利休作の灯篭。
◇姿見の井戸。稲荷大明神第一の御命婦白狐が美婦人(葛の葉姫)と化現したときに、鏡に代えて姿を写した井戸。
◇行場。昔から多くの人々がこちらで行を行った。

境内には巨大の楠があり、樹齢2000年ともいわれています。また、花山天皇が熊野行幸の際「千枝の楠(ちえのくす)」の称を賜り。
清少納言の草紙に「森は信太森」と記して以来、和歌の題となっている有名な楠である。 この楠木は根元から2つに分かれていて
夫婦が寄り添っているように見えることから、「夫婦楠」とも呼ばれています。

ご神木「千枝の楠」

その根元を触れながら、好きな人のことを想うと、願いが叶うとか?
かなり遠方からも「良縁」を求め、お参りに来られているようです!

「葛葉稲荷神社」と云えば、有名な安倍晴明の母 葛の葉伝説の舞台!

葛葉伝説といえば「安倍保名あべのやすな」と「葛の葉(白狐の化身)」の切ない恋物語です!

「白狐(神様の使いでご神木から現れたといわれている)」が狩人に追われているところを「保名」に助けてもらうのですが、「保名」は狩人に因縁をつけられ酷いケガを負わされてしまう!そこに現れたのが、見目麗しい「葛の葉」という女性!

最初は傷ついた「保名」に驚きつつも、家に招き手厚く看病をし、「保名」もみるみる回復しやがて二人は恋に落ち、玉のような童子を授かります。その童子こそ、のちの大陰陽師「安倍晴明」その人です!

ただし、童子が幼いころ「葛の葉」の正体がばれてしまい、下の一句を残し森へ帰ってしまいます。

【恋しくば尋ね来て見よ 和泉なる信太の森のうらみ葛の葉】

 そして、この伝説の舞台は他にもあって
ここから近くの

◇旧府神社(ふるふじんじゃ)・・・「白狐化石」とあるこの石、狩人に追われた白狐が後ろに隠れた、或いは石に化したともた言われているそうです。

◇聖神社(ひじりじんじゃ)・・・「安倍保名」がお家再興を願ったとか?そんな時に「葛の葉」と出会う!

そして、「葛の葉伝説」の締めくくりは なんと
ここから遠く離れた能勢町にある「信田の森(しのだのもり)」

この話は、またの機会に・・・
それから、このご神木(千枝の楠)
よく見ると・・折れてる!?

実は、「昭和53年に落雷があって大枝が折れてしまったと言う事らしいのですが、それには不思議なお話が境内の碑に刻まれています。

昭和53年6月5日夕暮近く大音響が境内に響き渡り、駆け付けると「千枝の楠」の大枝の一本が落雷で折れ、落下していました。その衝撃で、真下にある石灯籠まで砕けていたとか・・・
その碑にはこう記されていました。

大枝の切断を始めるや意外な事実を発見した 即ち大枝の下に弐体の白蛇が打ちひしがれ既に昇天されていた・・・と

この白蛇(竜神様)は【楠木龍王二柱大神】として境内に祀られています。

二匹の白蛇・大きなご神木・・・

なんか不思議なこともありますね~

ここは、ほんとに落ち着く場所!こちらの「水晶の念珠」もお気に入りで、ほかの神社でいただいた「念珠」はすぐに切れてしまうのですが!こちらの「念珠」は3年も持ちました(^^)/現在2代目です。
この「水晶の念珠」は、凄く評判が良く人気商品のようです!
この神社に行かれたら、社務所にて販売中ですよ!

ひょっとしたら 良縁に恵まれるかも・・・

そして、この

「葛の葉伝説」なんだか惹かれるものがありますね!伝説=作り話

と思われがちですが、意外に真実が隠されている場合もあります。

この伝説にはどんな真実が隠されているんでしょうね!

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